全国学校給食週間の給食献立
1月24日から30日は全国学校給食週間でした。全国学校給食週間とは、学校給食の意義や役割について多くの人に知ってもらい、これからの学校給食について考えてもらうことを目的としています。県立川島中学校では、今年の給食週間のテーマを「SDGs」としました。
1月24日(鳴門わかめごはん・牛乳・徳島県産サワラのフライ・ボイルキャベツ・ちくわの煮物・おでんぶ・そば米汁)
そば米汁、おでんぶは徳島県の郷土料理です。おでんぶは、今年初登場のメニューです。豆と根菜類を甘辛く煮た料理で、おせち料理などによく入っています。高価な材料を使わず、みんなでお正月のお祝いをしようという背景からうまれた料理だそうです。サワラのフライは、県からの提供事業で頂いた徳島県産のものでした。
1月25日(ごはん・牛乳・肉さつま・大根ときゅうりの梅おかかあえ・かぼちゃの天ぷら・青りんごゼリー)
肉さつまは聞き慣れない献立名ですが、肉じゃがのじゃがいもの代わりにさつまいもを使った料理です。この日の献立は、食品ロスのうち、野菜の皮に着目し、できるだけ皮まで食べられる食材(さつまいもやきゅうり、かぼちゃ)を使用しました。皮まで使うことで、ゴミ削減となり、環境に優しいメニューとなりました。
1月26日(ごはん・牛丼・キャベツのしょうが炒め・れんこんのきんぴら・木頭ゆずのカップケーキ)
この日のテーマは「水資源を大切にしよう」です。食べ残しが少なく、洗い物の水が削減できるようにと、主食を牛丼としました。また、地産地消を意識し、デザートは木頭ゆずをつかったカップケーキでした。カップケーキは委託業者さんで手作りしてくれました。
1月27日(発芽玄米ごはん・牛乳・豚キムチ丼・大豆の磯煮・かぼちゃのチーズ焼き・豚汁)
SDGsの目標の一つに「すべての人に健康と福祉を」があります。給食は中学生の健康や成長を支えています。今日の献立は野菜やたんぱく質がしっかりとれるメニューです。汁物にも具がたくさん入っていました。家庭でも、栄養バランスをアップさせるために、汁物の具を多くするのはおすすめです。
1月28日(ごはん・牛乳・阿波尾鶏の照り焼き・にんじんしりしり・ブロッコリーのごまあえ・春雨の酢の物)
この日は地場産物をたっぷり使ったメニューです。阿波尾鶏は徳島が誇る名産物です。歯ごたえがよく、とてもおいしかったですね。また徳島県は春にんじんの生産が全国1位です。これから旬を迎えますので、色々な料理で味わいたいものです。
また給食週間中、各HRにて、栄養教諭が作成した、学校給食週間についての動画を視聴しました。これからも学校給食が一層充実したものになるよう、工夫していきたいと思います。