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防災ファシリテーター養成講座in川島高校
8月22日(火)から24日(木)の3日間、防災ファシリテーター養成講座を開催しました。講師には「とくしまワークショップラボ」の吉野哲一さんと中村加奈さんをお迎えしました。吉野さんには、本校学校運営協議会委員もお願いしています。受講者は4・5年生の希望者13名、うち5年生10名の多くは昨年度に続いての受講で、防災やファシリテーションへの関心の高さをうかがえます。
初日には、自己紹介で人の話を聞くこと、話をまとめることを学びました。防災クイズでは、津波や洪水の際に何センチの水で歩行困難になるか(答え30センチ)、地震が起こった際に逃げ込む場所は警察署・コンビニ・ガソリンスタンドの中でどこがいいか(答えガソリンスタンド)など、楽しみながら知識を深めることができました。
2日目にグラフィック・レコーディング(グラレコ)について講義を聴きました。講義に続き、ストーリーテリングを行い、文章に加え、イラスト・アイコンを使って可視化することで、わかりやすく伝える技法を学びました。
3日目にはファシリテーター(話し合いを円滑に進める係)とグラフィッカー(可視化する係)の役割を決め、県立中学校1年生「総合的な学習の時間」の防災学習に参加するための練習をしました。
本講座は座学だけでなく、ファシリテーションの演習を行います。今後、2学期に行う予定の中学校防災学習への参加に向けて勉強を続けていきます。