校訓

校訓「至誠無息」

 「至誠無息」は、中国の古典「四書」の一つ「中庸」の中に出てくる言葉です。
 「誠」とは天地の命で、「最上の誠」が「至誠」です。 「礼」は形の上で「至誠」を表すことで、「礼」は「敬」より出てくるものです。 「息」には「やむ」という意味があり、「至誠無息」(しせいむそく)と書いて、「至誠やむことなし」と読みます。 つまり「この上ない誠の心をもって生涯を貫きなさい」という意味です。 この「至誠無息」の精神は、いつの時代にも通用するものであり、校訓として永遠に受け継いでもらいたいとの願いが込められています。

 

校宝

校宝「至誠旗」

 麻植中2代目校長三木政次校長の企画により、東郷平八郎氏より「至誠無息」の4文字の揮毫を得て校旗の製作が完成し、昭和8年2月20日に校旗樹立式が行われました。
 昭和32年、徳島県立川島高等学校の新しい校旗ができましたが、「至誠旗」は校宝として保存され、校訓「至誠無息」の原拠となっています。