“アンネのバラ”プロジェクト

“アンネのバラ”プロジェクト

【生徒会】“アンネのバラ”植え替え作業

5月23日に広島県福山市のホロコースト記念館のSmall Handsによって接ぎ木され大切に育てられたアンネのバラを2鉢いただきました。今日は生徒会を代表して3年生3名の生徒が鉢から中庭に植え替え作業をおこないました。ハート型に仕切られた場所にスコップで深さ20~30cmの穴を掘り、鉢から出したバラを入れ、土を戻していきました。このバラが日に日に生長し、数年後にはあざやかな花を咲かせると思うと、とても待ち遠しいです。今後は、人権委員を中心に挿し木活動をおこなっていく予定です。

 

県立川島中学校”アンネのバラ”プロジェクト始動

 徳島県立川島中学校・高等学校の中庭に、2株のバラが植えられています。そのバラの品種は、「アンネのバラ」(Souvenir  d'  Anne  Frank)。第二次世界大戦のときに、ユダヤ人への迫害によって、15歳で生涯を終えることとなった少女アンネ・フランクの形見のバラと呼ばれています。                            

 このバラは、第二次世界大戦後にベルギーの園芸家デルフォルへが『アンネの日記』の作者であるアンネ・フランクをしのんで作出した品種で、アンネの父オットーに贈られました。その後、オットーから交流のあった日本人の方に苗木が分けられ、現在、広島県福山市のホロコースト記念館をはじめ各地で大切に育てられています。

 本校の校誌『あらたえ』をひもとくと、約20年前に教員と保護者の方が研修でホロコースト記念館へ訪問したことを機に、2002年、バラが届けられ、生徒・教員・保護者の手で中庭に植えられたことが記されていました。

 

 時とともに記憶から忘れられ、老木となっていくバラ。

 この“アンネのバラ“を本校の「平和」と「人権」のシンボルとして大切に育てていく活動をこれからスタートしたいと思います。