お知らせ
海外語学研修⑧
海外語学研修
8月2日(金) 13日目
今日は、朝、1時間ほど、Sue先生の授業がありました。
円になって、この語学研修で印象に残っている英単語を、一人一つずつ言っていくことになりました。ただし、一人が一つ言うと、次の人は、前の人が言った単語を言ってから、自分が印象に残っている英単語言わなければなりません。また、次の人は、最初の単語から全て言ってから、自分の単語を言うルールでした。どんどん多くの単語を覚えて置かなければなりません。覚えきれなくなるとみんなが助けてくれることから、楽しく活動することができました。
そのあと、英語の歌を教えてくださいましま。
Wsltzing Matilda と歌い始めるのですが、waltz はここでは、歩く(walk)という意味で、Matildaとは、バッグパック(backpack)を指していて、バックパックを下げて歩く人の歌でした。
その後、バスで1時間程移動して、Perth Waldorf Schoolのもう一つのキャンパスに行きました。
そこには、幼稚園から小学校までの生徒さんが通うSliver Tree Steiner Schoolと、中学生と高校生が通うPorker Steiner Collegeがありました。
PSCは、まだできて3年目のため中学生3年生までしかいないということでした。
到着すると、中学3年生の生徒さん達と、2時間程度、山の中の散策へ行きました。小川で休憩したあと、PSC帰って、昼食を食べ、また1時間ほどバスに乗って、PWSへ帰ってきました。
海外語学研修⑦
海外語学研修
8月1日(木) 12日目
今日は、木曜日なので、校外研修の日です。学校の近くのFremantleという街から、船で約30分かけて、Rottnest Islandへ行ってきました。
Fremantle の船着き場です。
昨晩から嵐だったので、海が荒れており、船酔いするということでした。Rottnest Islandに着くと、多くの人が少なからず船酔いをしました。
島に到着して、船着き場のまわりの様子です。
ロットネスト島は、東西11km、南北4.5kmの島です。
まず、バスに乗って、島を一周しました。63のビーチと20の湾があるとのことでした、
ロットネスト島での最大の目的は、やはりクオッカ(quokka)に会うことです。
ガイドさんが、クオッカについて、次のことを詳しく教えてくださりました。
1.クオッカは、有袋類(marsupial)で、草食動物(herbivore)で、夜行性(nocturnal)です。
2.ロットネスト島に、約1万2千匹住んでいます。
3.コッカについての注意事項は2つあります。
注意事項① 触らない。
注意事項② 餌をやらない。
4.クオッカは、においで仲間を区別しているので、人間が触って人間のにおいが付着すると、仲間ができなくなります。また、子どもだと、親が自分の子どもと認識しなくなり育児放棄することがあります。だから、触らないのだそうです。
5.クオッカの寿命は、10年から12年なのですが、人間の食べものを食べると、寿命は半分になります。だから、食べものをあげてはいけないということです。
ロットネスト島からフリーマントルへ帰り、フリーマントルの街を散策してから、ウォルドルフ校へ帰ってきました。
海外語学研修⑥
海外語学研修
7月31日(水) 11日目
1時間目は、いつものSue 先生の授業です。今日のテーマは、アボリジニの人々と自然についてです。
まず最初に、自然の中で好きなものを発表していきます。
Which part of nature makes you feel good? Which part of nature do you like most?
という質問でした。みんなが円になって答えました。
最初にSue 先生が丸く束ねた糸の端を持っていて、答える人に糸の束を渡していきます。答えると糸を自分も持って、残りの糸の束を次に答える人に渡しました。みんなが答え終わると、みんなが糸で結ばれました。それを床に置きました。アボリジニの人々は、地面には道があり、それぞれの道は、神聖な土地につながっていると考えるので、生徒一人一人が神聖な土地に例えると、ちょうどこんな感じで、大地に道が張り巡らされていると考えるのだとおしえてくれました。
そのあと、学校近くのBibra Lakeへ散策に出かけました。
散策の最後に、校内にあるアボリジニの旗を見ました。
下の赤い部分は大地で、上の黒い部分は人々で、真ん中の黄色い部分は太陽を表していると教えていただきました。
教室へ帰り、散策中に説明してくださったアボリジニの言葉を確認してました。
boodja land
Walliabup Bibra Lake, trading and birthing place
Kaya Hello, Welcome
Wajemup Rottnest
ということでした。
また、この地域に住むアボリジニは、Noonger peopleと言われているそうです。
2時間目は、Art, Sculpture, Japaneseに分かれました。
Artの授業では、円形のものを角度をかえて見ると、楕円になるので、円形のものを、どの角度で見ているのか、どのくらい楕円形になるのかを確認しながら円形から成る物体をスケッチする練習をしました。
Sculputureの授業では、紐状にした粘土を重ねてつぼを作りました。
Japaneseの授業では、「歩きます」の「ます」で終わる動詞が、「〜して」の形になるとき、変化について学んでました。
「歩き」の「き」が「い」に変わり、「歩いて」になる。
「学ぶ」の「ぶ」が「ん」に変わり、「て」が「で」と濁り、「学んで」になる。
自然に話していた日本語のそんな細かな規則を考えたこともなかったので、他の言語を学ぶ難しさを実感することができました。
また、カタカナのフ、ウ、ラ、ワはとても紛らわしいと言っていました。日常的に使わない言語の細かな違いは、一生懸命覚えても、なかなか覚えて置くことが大変なんだなと思いました。
さて、3時間目は、Briellen先生の英語の授業でした。英語も他の言語と同様、さまざまな言語から英単語が入ってきています。よく知っている英単語で、実はどの国から来た言葉か当ててみましょうという授業でした。
The words, "tea" and "ketchup" are borrowed from the Chinese language.
Glass, cookie and yacht from Dutch,
cartoon from Italian,
lemon from Arabic,
shampoo and pyjama from Hindi,
sofa from Turkish,
phone from Greek,
whisky from Irish,
messagefrom Portuguese,
hamster from German,
barbecue from Spanish,
cheese from Latin,
and rickshow from Japanese.
ちなみに、rickshow とは、「人力車」のことです。「じん」という言葉はどこにいったのでしょうか。
午後の授業は、PE, Art, Ecology, Woodwork, Dramaに分かれました。
Artの授業の様子です。
Ecolgyの授業の様子です。
Woodworkの授業の様子です。
PEの授業の様子です。
PEは、学校のバスで、近くの町のFremantleの海岸へ移動をして、サーフィンをするグループと、砂浜でトレーニングをするグループに分かれました。
海外語学研修⑤
海外語学研修
7月30日(火) 10日目
今日の1時間目のSue先生の授業は、前の授業で調べたことを、お互いに発表しあい、最後に、みんなで行きたいと思った場所を投票しました。
1. Kakadu, 2. Ningaloo, 3. Rottnest, 4. Port Arthur, 5. Bangle Bangles, 6. Margret River, 7. Indian Paicific train, 8. Great Australian Bight
一番人気は、2. Ningaloo でした。ニンガルー・リーフは、西海岸にあるサンゴ礁で、世界遺産にとうろくされているとてもきれいな海です。今回は、行くことができませんが、行く機会があれば、ぜひ、行ってみたいです。
授業の後半では、オーストラリアの音楽について教えてくださいました。
2限目は、Sculpture, Photogrphy, Singingに分かれました。
Sculptureでは、Gaia という像を粘土のロウソク台を作りました。
Photographyでは、数人の班に分かれ、与えられたテーマの写真を校内で写し、持ち帰った写真をプロジェクターで映して、みんなで鑑賞会をしました。先生が、私たちが撮った写真の良い点を評価してくださり、とても勉強になりました。写真を見ながら、その特徴を英語で解説してくださったので、比較的理解しやすかったです。
Singing では、いくつかのパートに分かれて、違う旋律を歌うハーモニー、いわゆる「ハモる」ことに挑戦しました。聞こえてくる違うパートにつられないように意識して、自分の音程を保つことは難しかったですが、練習して、クラス全体でハーモニーすることができたときは、とても嬉しかったです。歌い終わると、自然とみんなで拍手をしました。
また、すぐ近くのFremantle(フリーマントル)という町出身のグループTame Impalaの曲Eventuallyも歌いました。
3時間目は、PEとJapaneseに分かれました。
PEは、バスケットボールとサッカーに分かれて、Waldorf校の生徒さんと一緒にプレーしました。
Japaneseでは、時間の言い方の勉強をしていました。
昼からは、Science, Sculpture, Woodwork, Japaneseに分かれました。
Scienceは、エネルギー量を計算するもので、
Ek =1/2 m v ²
という式をならいました。
m は、mass(質量)
vは、velocity(速度)
エネルギーの単位は、Joules でした。
このあと、文章題がプリントで8つ出題され解きました。速度がm/s, km/s, km/hと違っていたり、重さがg, kg, tonneと違っていたりしたので、気をつけて計算しました。
Sculptureは、電動ロクロを回して作品を作りました。微妙な動きですぐに形が変わってしまうので、難しいですが面白い体験でした。
Japaneseは日本の都道府県について学んでいました。
Waldorf校には、学校が始まるまでの早朝と、放課後保護者が迎えにくるまでの間、幼稚園児等を預かる「学童保育」があります。その担当者は、日本から一家で移住してきた方が担当しています。その方が校内で話しかけていただき、いろいろなお話しを聞かせていただきました。
学童保育は、connect learningというサインがありました。
昨夜、南十字星を見ることができました。ケンタウルスの後ろ足の部分です。
海外語学研修④
海外語学研修
7月27日(土) 7日目
7月28日(日) 8日目
週末であるため、学校は休みです。
ホストファミリーと過ごす大切な2日間です。有意義かつ楽しい交流や体験をし、良い思い出を作ってほしいとおもいます。
7月29日(月) 9日目
いよいよ、海外語学研修の2週目です。後半戦となります。
1時間目は、いつもの元気で心温まる声かけを一人ひとりにしてくださるSue先生の授業です。
今日の歌は、次のとおりです。
You‘re The Voice.
You‘re the voice, try and understand it.
Make a noise and make it clear
oh, oh, oh, oh, ...whoa, whoa, whoa,...
We‘re not going to sit in silence.
We‘re not going to live with fear.
oh, oh, oh, oh, ...whoa, whoa, whoa,...
その後、オーストラリアに来る前の自分、オーストラリアへ来て1週間過ごした今の自分、この研修が終わって日本に帰ったときの自分を英語で書くことになりました。
ただし、今の自分を説明する英文は、
I am more 形容詞 + α.
という形で表現するよう求められました。
I am more confident in speaking English.
I am more communicative with my host sister.
他にも、energetic, interested, exitedなど、いろいろな形容詞があるのでしょうが、なかなか難しいと感じました。
その後、今書いた自分の思いを、お互いに発表しました。
2時間目は、DanceとCraftに分かれました。
Dance は、Waldorf校の生徒さん達と楽しく踊ることができました。先生たちからも飲み込みがはやいとお褒めの言葉をいただきました。
Craftは、白黒だけで濃淡を表現するものでした。水墨画と同じ発想だと思いました。
しかし、描く対象は、Dragon(西洋的な龍)でした。
さて、3時間目は、Outdoor Education ということで、学校の隣にあるBibra Lake を散策しました。
さまざまな植物や動物を見て、オーストラリアの自然を感じることができました。
Black Swanが近くにいました。
午後は、Japanese, Ecology, Art, Dramaに分かれました。
Japanese では、ウォルドルフ校の生徒さんが、日本地図を見ながら、主要都市の特徴を学ぶお手伝いをしました。
Ecolgyでは、学校に設置するコンポストの組み立てなどをおこないました。
Artは、鉛筆で細かな線を描く練習ですが、題材はガイコツでした。
Dramaは、ホールでウォルドルフ校の生徒さんと、抵抗を表す像を表現することなどをしました。
余談
朝、Perth Waldorf Schoolへ徒歩で行っていると、東の空に朝日が見え、西の空に月が見えました。
それは、「上弦の月」でした。日本では、「下弦の月」が見えるはずです。日本で見えるのとは、月の欠け方が逆でした。
今、自分が南半球にいることが分かるお月さんでした。