人権の日

人権の日

10月人権の日

 19日(火)は人権の日です。今月の放送は51・52HRの人権委員が担当し,「子どもの人権」について考えました。令和2年度の統計によると,児童虐待の疑いで警察から児童相談所に通告された子どもの数と相談や通報は過去最高を更新しています。このような増え続けるDVや虐待の被害者を救出するために考案された「助けを求めるハンドサイン(シグナル・フォー・ヘルプ」を紹介しました。子どもたちみんなが大人と同じように一人の人間として「子どもの権利」を持っています。この権利を守るために私たちにできることを考えましょう。

人権教育職員研修会

 本日,13時30分より,徳島県人権指導員の中原サヲ江さんをお招きし,本校中・高の教職員を対象に研修会を行いました。

 中原さんのご講演は「同和問題」をテーマに,識字学級から始まり,これまでの活動や2016年に制定された「部落差別の解消の推進に関する法律」,また,結婚差別やインターネットで差別が蔓延している現状についても触れられました。そしてご講演の最後には「同和問題をきちんと受けていないことが差別を広げてしまう。授業をする先生自身が部落差別といつ出会ったか,そして差別というマイナスの感情とどう向き合い,どのようにして差別が間違いであると気付いたか,先生自身の経験を子どもたちに語ってほしい。」とお話しいただきました。

 教職員としての責任と役割を見直す貴重な時間となりました。

 

9月の「人権の日」

 本日は人権の日です。人権の日の放送は,「識字学級に参加し感じたこと・学んだこと」という内容で中学2年生が担当してくれました。近年は,部落差別で文字を学べなかった人だけではなく,外国人や障がいのある人たちも含めたさまざまな人々が識字学級に参加し,文字を学ぶことを通して,人権問題についても学習しています。「文字を読み書きできることは幸せなことであり,あたりまえではない。」ということについて,私たちは改めて考え、差別を許さない仲間を作っていきましょう。

6月人権の日

本日は川島中・高人権の日です。

人権の日の放送に先立ち,川島中・高人権委員会委員長より「川島中・高人権委員会ではさまざまな人権問題について,校内放送で啓発活動をしています。一人ひとりの個性が輝く明るい川島中・高のため,今年度も協力よろしくお願いいたします。」というメッセージが発信されました。

本日は,新聞記事に掲載された記事を元に「新型コロナウイルス感染症に関連した差別事象について考える」という内容で,63・64HRの人権委員による放送でした。

昨年4月以降,新型コロナウイルス感染者や医療機関,医療従事者へのうわさやデマ,偏見や差別が後を絶ちません。特にSNS上で多くの情報が飛び交い,その真偽を確かめないまま,ある種の正義感から拡散に手を貸してしまうという傾向もあり,SNSの使い方には注意が必要です。誰もに感染するリスクがあることを忘れず,他人の人権を傷つける言動に気をつけましょう。また医療関係者の方々に「ありがとう」の言葉と感謝の気持ちを伝えるつもりで,私たち一人ひとりが感染対策をしっかりと行いながら生活していきましょう。