人権の日

人権の日

11月人権の日

11月人権の日

今月の人権の日の放送は53・54HRの人権委員が担当し、「日本語とアサーション」というテーマで生徒の皆さんと共に考えました。

アメリカで誕生した社会スキルトレーニングである「アサーション」は自分も相手も大切にした自己表現やコミュニケーションの技術であり、互いに良い関係を築いていくための手法として、日本でも広く認知されています。

また、国語学者である金田一春彦氏が『日本語のこころ』というエッセイの中で、「日本語は常に相手を慮る優しさの現れた言語」であると述べているように、日本語はもともと「アサーション」の要素を持ったすばらしい母国語です。

このような日本語を大切にして、互いを尊重しながら意見を言い合える関係を築いていきたいものです。

 

 

 

 

人権の日の放送(10月)

10月10日、人権の日の放送がありました。

今月は51HRと52HRが担当で、『芸術の秋』にちなんで、「芸術から考える人権や社会問題」について放送しました。

芸術が時代や社会によって制限されたり利用されたりしてきたこと、また、アーティストを守るためのユネスコの取り組みについて、調べました。

                                                                                                                                                                       みなさんも『芸術の秋』に、芸術から見えてくる社会問題について考えてみませんか。

 

人権の日の放送(9月)

9月19日(木)、人権の日の放送がありました。

今回は、初めて「いじめ防止委員会」が担当しました。

内容は「誹謗中傷」についてでした。今夏開催されたパリオリンピックでの選手に対するもの、また、誹謗中傷が起こる原因や対策などについて伝えました。

インターネットと私たちの生活はもはや、切り離して考えることはできません。自分たちがしていることに注意を向けて、誹謗中傷に苦しむ人が少しでも減っていく社会を築いていきましょう。

7月人権の日の放送

7月8日(月)、31HRと32HRの担当で人権の日の放送をしました。

テーマ「平和学習」として、5月末に修学旅行で沖縄に行って学んだことや現地で見たり聞いたりした感想を

伝えました。最大の人権侵害である戦争が今なお世界各地で起こり、尊い命が奪われ苦しんでいる人が

たくさんいます。私たちに今できることは何なのかを考える貴重な時間となりました。

6月人権の日の放送

6月13日(木) 62HRと63HRの担当で「こどもの権利」をテーマとしました。

「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」を日本が批准して、今年で30年になります。

子どもの権利条約にあらわされている基本的な考え方の4つの原則と日本の取り組み状況を紹介し、こどもの人権にかかわる最近の問題について考えました。

2月、3月 人権の日

2月人権の日の放送

2月16日(金) 41HRと42HRの担当で、「チョコレートから考える人権問題」というテーマで、「フェアトレード」について紹介しました。

フェアトレードとは、『開発途上国との貿易において、公正な取引をすることにより、開発途上国の人々の生活を助けるしくみ』のことです。私たちがその目的や内容を知って商品を選ぶことで、フェアトレードに関わるすべての人が幸せになれることを知りました。

 

 

 

3月人権の日の放送

3月18日(月) 43HRと44HRの担当で、「災害時における人権問題」をテーマにしました。

元日に起きた能登半島地震をきっかけに、災害時にこそ見えてくるさまざまな人権問題について考えました。

今年度しめくくりの人権の日の放送として、しっかりと落ち着いて放送することができました。

 

 

 

 

 

 

12月人権の日の放送

本日、人権の日の放送を行いました。

担当の12HRと21HRの生徒は数日前から原稿読みの練習をして臨みました。

今回のテーマは「11月16日に行われた吉野川市中学校人権教育研究大会で学んだこと」でした。

2年生は、アンネ・フランクのことやホロコーストの歴史をより深く知り、さらに身近なことに結びつけて考えたことを発表しました。アンネやお父さんのオットーさんの平和や人権尊重の願いを受け継ぎ、私たちができることから何か始めてほしいと思います。

1年生は、「ひび割れ壺」というお話をもとに、自分や友達の「ひび」について考えたことを発表しました。自分の「ひび」に悩んでいるときに、その「ひび」のよいところを教えてくれたり、受け容れたりしてくれることが、どれだけうれしいことでしょうか。今一度、周りの人との関わり方を考えてみてほしいと思います。

 

 

11月人権の日

11月10日(金)人権の日の放送をおこないました。

今回は5年生の担当で、「マンガから読み取る人権や社会問題」というテーマで、中学生や高校生に人気のあるマンガを

人権的な視点から取り上げて、紹介しました。

この日まで熱心に練習を重ねた5年生は、しっかりと自分達の声で意見を届けることができました。

   

 

9月人権の日

 9月人権の日の放送は、63・64HRが担当しました。「大切な心と体を守るために」という題で、子どもたちが性犯罪や性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないために、次のようなことを伝えました。

 よりよい人間関係をつくるためにはお互いの体の距離感、心の距離感を尊重し合うことが大切です。性暴力とは、自分が望まない性的な行為をいい、相手が恋人や配偶者、顔見知りの人であったとしても、望まない性的な行為はすべて性暴力になります。もしも被害にあった場合や被害にあったと聞いた場合は、ひとりで抱え込まずに信頼できる大人に相談するべきです。特に、インターネットやスマートフォンは、性暴力に巻き込まれてしまうきっかけになることもあるので、SNS等でやりとりをする際には性暴力を防ぐ心がけをすることが重要です。

6月人権の日


 6月人権の日の担当は61HRと62HRで、「バリアフリーについて」という内容の放送をしました。5月6日の徳島新聞に掲載された「男性トイレに設置広がるサニタリーボックス」という記事を紹介し、病気や加齢で尿漏れパットを使用する男性にとって汚物入れはバリア(壁)をフリーにする重要なものであると説明しました。本校では中学校棟に置かれており、高校棟もトイレの改修工事後に設置予定です。このように、「バリア」とは自分が自由に考えたり行動したりするときに障害となるもので、生まれ育った環境や性別、年齢、身体の状況など、自分の力で変えることのできないものが障害となっているとき、そこに「人権問題」があるといえます。私たちの生活の場面の中にある「バリア」を問題点と捉え、すべての人が心地よく生きることができる「バリアフリー」社会にするためのアイデアを出してみようと呼びかけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月人権の日

 5月25日、今年度初めて「人権の日の放送」を行いました。今回は川島中学・高校人権委員会から、中高それぞれの人権委員長による前年度の活動報告がありました。人権委員会では今年度も、人権の日の放送として、さまざまな人権問題を取り上げる予定です。放送の最後には「川島中・高が安心して勉強できる環境であり、互いに良いところを認め合って成長できる学園であり続けるためには皆さん全員の協力が必要です。」と呼びかけました。来月、6年生の人権委員さんによる放送で、今年度の活動がスタートします。

3月人権の日

3月人権の日今年度最後の人権の日は,4年生が担当しました。

今回のテーマは「サッカーW杯2022カタール大会で注目された人権に関わる話題」でした。メインスタジアム建設に関わる移民労働者の待遇の問題や、開催国カタールにおける女性・性的少数者への差別の問題、またそれらの問題に抗議の意思を表す参加選手や企業などを取り上げました。国際的なスポーツイベントが、世界中すべての人々にとって健全で感動を共有できるものとなるよう、私たち中学生、高校生の視点から人権や社会問題について考えていくことの大切さを呼びかけました。

4年生の人権委員のみなさんにとっては、初めて人権の日の放送を担当した人がほとんどでした。緊張しながらも、誠実で心のこもった素晴らしい放送となり、今年度の締めくくりにふさわしいものとなりました。

12月人権の日

 

12月人権の日の放送は,53・54HRが担当し,「SNSが関係する身近な問題」について,1コミュニケーショントラブル,2風評被害,3有名人への誹謗中傷の3つの事例を想定し,どうしてトラブルが起こってしまうのかについて考えました。社会生活のデジタル化が推進されていることにより,SNS(ソーシャルネットワークサービス)を利用しなければならない場面はますます増えています。しかし対面での交流ではないことから,「これくらいなら大丈夫。」という気持ちで利用してしまうと,大きなトラブルに発展してしまう可能性を秘めています。「こんなはずではなかった。」と後悔することがないよう,SNSの中でも常に思いやりと責任を持って行動することの重要性を呼びかけました。

令和4年度人権教育講演会

 本日の5・6時間目に,中・高合同の人権教育講演会を行いました。今年度は公益財団法人広島平和文化センターより菅昭彦さんをお招きし,「子どもにとっての戦争と原爆」という演題でお話しいただきました。菅さんは被爆体験伝承者として,恩師の被爆体験を語り継ぐ活動をされています。教員であった恩師との出会いから始まったお話は朗読劇のような迫力のある語りで,子どもの目線で見た終戦直前の日本の様子と8月6日に原爆が投下された広島での惨状へと続きました。生徒の皆さんにとっては,菅さんの言葉から当時を想像し,「私たち一人一人には本当にかけがえのない命と暮らしがある」ことを再認識する時間になったようです。会の終わりに,「若者が手をつなぎ,命と平和な日常を大切にして生きていきたい。」と人権委員会委員長が菅さんにお礼の言葉をお贈りして閉会しました。

10月人権の日

 10月18日は人権の日で,51・52HRが「更生保護や刑を終えて出所した人」をテーマに調べたことや考えたことを紹介してくれました。まず,更生保護のシンボルマーク「生きるマーク」の紹介とともに,更生保護の意味や刑を終えて出所した人の現状についての説明がありました。やはり,出所した人やその家族に対する偏見や差別は根強いものがあり,強い更生意欲があっても,就職・住居の確保等,社会復帰を目指す人たちにとって現実は極めて厳しい状況にあります。しかし,このような人々を突き放し,居場所を奪ってしまえば,また同じような悲しい出来事がくり返されてしまうかもしれません。相手のことを何も知らずに偏見の目で見るだけではなく,職場や地域社会など,社会全体で受け入れていく姿勢が大事なのではないかという意見を伝えてくれました。

第2回人権教育職員研修会

 昨日,第2回人権教育職員研修会が行われました。徳島県教育委員会人権教育課より坂部佳孝先生をお招きし,「生命の安全教育」についてのお話を聞かせていただきました。今回の研修で学んだことを今後の授業や生徒指導につなげていきたいと思います。 

 

7月人権の日


7月人権の日は63・64HRが担当し,「女性や性的マイノリティの人権」をテーマに調べたことや考えたことを発信しました。日本はジェンダーギャップ指数(男女の格差を教育・経済・保健・政治の4分野でランク付けしたもの)の順位が世界の中で低く,男女格差が問題であり,また性的マイノリティが社会生活を営むための法整備の遅れや福利厚生上の問題など,「性」に関する多くの人権問題を抱えています。しかし,どのような性であっても自分らしく社会生活を送れるようになることがとても大切です。「みんなが自分らしく生きていける社会をめざしましょう。」と呼びかけました。

 

6月人権の日

 6月16日(木)は人権の日です。今回は「ロシア人差別~批判とヘイト(嫌悪)について考えよう」について61・62HRの人権委員が放送を担当しました。ロシアのウクライナ侵攻が始まってから,日本でも一般のロシア人に対する差別事象が起こっています。この差別は,「新型コロナウイルス感染症に関する差別」と構造がよく似ていて,どちらも個人に責任を求めることができないことに対する差別であり,また「強い正義感から起こる嫌悪」という面をもっています。そこで,批判とヘイトは違うこと,ヘイト(嫌悪)の気持ちだけで行動して人を傷つけてはいないか,について全校で一緒に考えました。

5月人権の日


 今年度最初の人権の日の放送が5月26日(木)に行われました。今回は人権委員会の委員長,副委員長より「人権の日」の活動について紹介しました。昨年度の放送内容や人権を守る活動の大切さについて話し,「私たちが安心して勉強する環境をつくるためには,一人ひとりの個性や立場が尊重されなければなりません。そのためには皆さんの協力が必要です。」と呼びかけました。来月からはさまざまな人権課題について紹介し,全校生徒の皆さんと一緒に考えていきます。

 

第1回人権教育教職員研修会

    

 5月19日,中間考査期間を利用して,中高合同の人権教育教職員研修会を行いました。今回は「LGBTsの子どもの命を守る学校の取組」についてDVDを視聴し,教員のちょっとした言葉や接し方が生徒の皆さんにどのような影響を与えるのかについて考えました。他人と違うことであれこれと思い悩むことの多い年齢の生徒たちに適切に寄り添える先生になれるよう,この研修を生かしていきたいと思います。