人権の日
2月、3月 人権の日
2月人権の日の放送
2月16日(金) 41HRと42HRの担当で、「チョコレートから考える人権問題」というテーマで、「フェアトレード」について紹介しました。
フェアトレードとは、『開発途上国との貿易において、公正な取引をすることにより、開発途上国の人々の生活を助けるしくみ』のことです。私たちがその目的や内容を知って商品を選ぶことで、フェアトレードに関わるすべての人が幸せになれることを知りました。
3月人権の日の放送
3月18日(月) 43HRと44HRの担当で、「災害時における人権問題」をテーマにしました。
元日に起きた能登半島地震をきっかけに、災害時にこそ見えてくるさまざまな人権問題について考えました。
今年度しめくくりの人権の日の放送として、しっかりと落ち着いて放送することができました。
12月人権の日の放送
本日、人権の日の放送を行いました。
担当の12HRと21HRの生徒は数日前から原稿読みの練習をして臨みました。
今回のテーマは「11月16日に行われた吉野川市中学校人権教育研究大会で学んだこと」でした。
2年生は、アンネ・フランクのことやホロコーストの歴史をより深く知り、さらに身近なことに結びつけて考えたことを発表しました。アンネやお父さんのオットーさんの平和や人権尊重の願いを受け継ぎ、私たちができることから何か始めてほしいと思います。
1年生は、「ひび割れ壺」というお話をもとに、自分や友達の「ひび」について考えたことを発表しました。自分の「ひび」に悩んでいるときに、その「ひび」のよいところを教えてくれたり、受け容れたりしてくれることが、どれだけうれしいことでしょうか。今一度、周りの人との関わり方を考えてみてほしいと思います。
11月人権の日
11月10日(金)人権の日の放送をおこないました。
今回は5年生の担当で、「マンガから読み取る人権や社会問題」というテーマで、中学生や高校生に人気のあるマンガを
人権的な視点から取り上げて、紹介しました。
この日まで熱心に練習を重ねた5年生は、しっかりと自分達の声で意見を届けることができました。
9月人権の日
9月人権の日の放送は、63・64HRが担当しました。「大切な心と体を守るために」という題で、子どもたちが性犯罪や性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないために、次のようなことを伝えました。
よりよい人間関係をつくるためにはお互いの体の距離感、心の距離感を尊重し合うことが大切です。性暴力とは、自分が望まない性的な行為をいい、相手が恋人や配偶者、顔見知りの人であったとしても、望まない性的な行為はすべて性暴力になります。もしも被害にあった場合や被害にあったと聞いた場合は、ひとりで抱え込まずに信頼できる大人に相談するべきです。特に、インターネットやスマートフォンは、性暴力に巻き込まれてしまうきっかけになることもあるので、SNS等でやりとりをする際には性暴力を防ぐ心がけをすることが重要です。
6月人権の日
6月人権の日の担当は61HRと62HRで、「バリアフリーについて」という内容の放送をしました。5月6日の徳島新聞に掲載された「男性トイレに設置広がるサニタリーボックス」という記事を紹介し、病気や加齢で尿漏れパットを使用する男性にとって汚物入れはバリア(壁)をフリーにする重要なものであると説明しました。本校では中学校棟に置かれており、高校棟もトイレの改修工事後に設置予定です。このように、「バリア」とは自分が自由に考えたり行動したりするときに障害となるもので、生まれ育った環境や性別、年齢、身体の状況など、自分の力で変えることのできないものが障害となっているとき、そこに「人権問題」があるといえます。私たちの生活の場面の中にある「バリア」を問題点と捉え、すべての人が心地よく生きることができる「バリアフリー」社会にするためのアイデアを出してみようと呼びかけました。