5月人権の日
2022年6月16日 10時30分今年度最初の人権の日の放送が5月26日(木)に行われました。今回は人権委員会の委員長,副委員長より「人権の日」の活動について紹介しました。昨年度の放送内容や人権を守る活動の大切さについて話し,「私たちが安心して勉強する環境をつくるためには,一人ひとりの個性や立場が尊重されなければなりません。そのためには皆さんの協力が必要です。」と呼びかけました。来月からはさまざまな人権課題について紹介し,全校生徒の皆さんと一緒に考えていきます。
今年度最初の人権の日の放送が5月26日(木)に行われました。今回は人権委員会の委員長,副委員長より「人権の日」の活動について紹介しました。昨年度の放送内容や人権を守る活動の大切さについて話し,「私たちが安心して勉強する環境をつくるためには,一人ひとりの個性や立場が尊重されなければなりません。そのためには皆さんの協力が必要です。」と呼びかけました。来月からはさまざまな人権課題について紹介し,全校生徒の皆さんと一緒に考えていきます。
5月19日,中間考査期間を利用して,中高合同の人権教育教職員研修会を行いました。今回は「LGBTsの子どもの命を守る学校の取組」についてDVDを視聴し,教員のちょっとした言葉や接し方が生徒の皆さんにどのような影響を与えるのかについて考えました。他人と違うことであれこれと思い悩むことの多い年齢の生徒たちに適切に寄り添える先生になれるよう,この研修を生かしていきたいと思います。
3月人権の日の担当は43・44HRで,「水平社宣言から100年」について話してくれました。今年3月に百周年を迎えた全国水平社。もうすぐ百周年を迎える本校の歴史も,全国水平社の結成と同時代,民衆の権利運動への気運が高まった時代に始まっています。「全国に散在するわが特殊部落民よ団結せよ」と始まるこの創立宣言は「差別する人をも含めたすべての人を尊敬することによって差別をなくす」と述べており,この考え方はSDGsの「誰ひとり取り残さない」という理念にも合い,まさに現代社会が求めているものです。結びに「人の世に熱あれ,人間に光あれ」とうたわれているこの宣言の思いは現代に生かされているか,川島中・高も創立時代の意気を受け継ぎ,互いを大切にし合う学園となっているか,一緒に考えようと呼びかけました。
21日(月)は人権の日の放送をしました。担当は41・42HRで,3月8日が「ミモザの日」と呼ばれ,国連が定めた「国際女性デ-」であることや,気候変動などの問題が女性や子どもに及ぼす影響,気候変動活動家である女性を紹介してくれました。
気候変動がや災害が及ぼす影響はジェンダーや年齢によって大きく変わります。男性より女性の死者が多かったり,そのせいで貧困状況が深刻化した家庭では男児の学業
が優先されたり,女児は家事や育児を担い,病気や性暴力
の危険にもさらされます。
一方で,強力なリーダーシップを発揮している
女性活動家もいます。ウガンダ出身のヴァネッサ・ナカテさん,ドイツ出身のルイサ・ノイバウアーさん。二人は気候変動対策を求めての抗議活動や気候変動ストライキ運動を行い,声をあげています。「やってみましょう。環境活動家があふれる世界にしませんか?」これはノイバウアーさんの言葉です。
持続可能な世界をつくっていくために,私たちもできることを考えて行動につなげていきましょう。