カテゴリ:3学年(中学校)
【3年】井上ひさし『握手』論
国語の授業で井上ひさしの『握手』を学んだ際、
子どもたちは小説本文から読み取れる不自然さや違和感に着目し、
「これは作者が、あえて特定の情報を欠落させたのではないか?」
「あえて特定のキーワードや動作を繰り返し書いたのではないか?」
「だとしたら、その意図的な欠落や反復にはどんな効果があるのか?」
という問いを各自で深めました。
細部まで踏み込んだ興味深い意見が多数生み出されましたが、今回はその一例として、
本文の同じ記述に着目しつつも異なる持論を展開した二人の意見を紹介します。
【3年】創作詩『世界はうつくしいと』
国語の授業で学んだ詩を参考に、各クラスでオリジナルの作品を創りました。
教科書に掲載されている長田弘の『世界はうつくしいと』という詩は、
「~はうつくしいと」というフレーズが何度も繰り返されることによって、
作者の感性に刺激を受けながら、
日頃見落としがちな世界の美しさに改めて気づかされる仕組みになっています。
今回3年生が取り組んだのは、その翻案作業です。
生徒一人一人が自分の思う「うつくしいもの」を挙げ、朗読し、それをつなぎ合わせることで、世界に一つだけの作品が完成しました。
《31HR版》
《32HR版》
【3年】生活オリエンテーション
後輩たちに向けて学校生活のルールや学習のアドバイスを伝えるオリエンテーションを、三年生主催で行いました。
今年度は例年と異なる新たな試みとして、一人一台タブレット、パワーポイント、Zoomなどを活用した配信型のオリエンテーションでした。
新しいクラスメイトとの初めての共同作業。限られた時間の中、知恵を出し合い準備してやり遂げました。
【3年】出会い直しゲーム
年度初めの学級活動として、タブレットを活用した「出会い直しゲーム」を行いました。
「クラスメイトがまだ知らない私」についての情報を出し合って、誰なのか当てていくクイズです。
三年目の間柄ですが、知らない面は互いにたくさんあります。
新鮮な気持ちで出会い直すことに加え、「私はこういう人、あの子はこういう人」と決めつけてしまわずに、心の変化や成長を表に出していける関係作りを目指した取り組みでした。
《感想の一例》
親しい友達のことでもわからないことがたくさんあって面白かったです。
もっとみんなのことを知りたいと思いました。
友達のことでも、実はあまりちゃんとわかっていない面があるのだと改めて実感しました。
同じ趣味や好きなことが被っている人が多くいることに気づく機会になりました。
【3年生】総合学習(フューチャー)の発表
2月25日(金),総合学習(フューチャー)の時間で,3年間のまとめを発表しました。
「ワークライフバランス」「福祉」「あわ文化」「平和」「防災」のグループに分かれ,これまで学んできたことをもとに,各分野で考えられる課題,そして各自で考えられる解決策について発表しました。
今回,発表形式は,自分たちで作成したパワーポイントの資料を動画にし,上映するという形をとりました。
発表を観たあとは,各自,気になったグループの発表資料を確認していきました。
自分のクラスだけでなく,他クラスの発表もみることで,さらに自分の考えを深めることができました。