カテゴリ:3学年(中学校)
【3年生】川島高校説明会
7月12日(金)2時間目に川島高校説明会がありました。
高校の教務担当の先生と進学担当の先生からそれぞれ、川島高校入学後の生活やその後の進路についての話を聞きました。
生徒たちは先生方の話を真剣に聞き、これからの学習や生活について考えることができていました。
【3年生】修学旅行
3年生は、5月29日(月)から5月31日(水)に、沖縄方面へ修学旅行に行ってきました。台風2号の影響で、天候が懸念される3日間でしたが、奇跡的な晴天に恵まれたおかげで、全プログラムを予定通り実施することができました。1日目の平和学習では、実際に現地で体験したり話を聞いたりすることで、これまでに学習してきた沖縄戦についての知識をさらに深めるとともに、平和への思いを強めることができました。2日目の午前中は美ら海水族館へ、午後からはマリン・文化体験をおこないました。沖縄の美しい自然を肌で感じることができ、充実した体験になったようです。3日目は、首里城跡の見学と国際通りの自主研修をおこないました。班で協力しながら昼食の店を探したり、お土産を買いに行ったりする中で、仲間との絆をさらに深めることができたようです。
この3日間を通して、生徒たちは普段の学校生活では味わえないような自然や文化を感じるとともに、仲間との親睦や友情を深めることができたように思います。今回の修学旅行で学んだことを今後の学校生活にも生かしていきたいと思います。
【3年 国語】転職アドバイザーになろう
「情報の信頼性」という単元と、「文章の種類を選んで書こう」という単元を組み合わせた取り組みとして、転職アドバイザーになりきって提案書を書く言語活動を行いました。
転職を薦める相手は、県立川島中学校の先生たちです。仮に、先生たちが教員以外の仕事に転職するとして、個性や強み、今の立場にぴったり合った職業は何かを考えました。
キャリア教育の中で自分自身が将来就きたい仕事について考えることは多いですが、今回はあえて他者の転職について考えることを通して、いつもと違った視点で考えを深めることを目指しました。
すでに職を得て働いている人への提案になるため、給与や労働時間の面についてもシビアな意見が飛び交いました。また、持っている資格や子育ての状況など、考慮すべき情報を個別にヒアリングしに行く意欲的な姿も見られました。
国語の授業として特に重視したポイントは二つ。
一つは、信頼できる引用元から統計データやグラフをとってくること。今回の活動を通して、生徒たちは何度も厚生労働省や国税庁の名前を耳にすることになりました。
もう一つは、紙面構成をよく考えてデザインすること。文章の内容だけでなく、文章の配置や見せ方までこだわった提案書が多数生み出されました。
紙面の作成は一人一台タブレットのMetaMojiで行いました。ただの白紙から個性豊かな提案書を作り上げた一例をご紹介します。
《授業後の感想の一例》
私は今回、先生が本気で転職を悩んでくれるような提案をしようと密かに決意していました。自信を持って発表準備をしたのですが、クラスメイトの発表を聞いていくなかで、自分には足りていなかった部分に気づきました。それは、その仕事を通して、どのようなことができるか、ということです。仕事に就くにはこうした方がいい、という就職するまでの観点でしか私は考えることができませんでした。就職した後のことまで考えられると、よりリアリティのある提案書になっていたと思います。
資料のグラフを見つけることができても、情報源を確かめるのが大変だった。しかし、今回の準備期間の間にグラフや統計の読み取り方や、いいサイトを見つけることができたので、次に活かしたい。先生たちはどうしても「先生」としか見えなかったので、仕事を探すのが大変だった。普段から人をよく見ることの大切さがわかった。その人の言動や行動から考えや得意なことなどがわかるような人になってみたいと思う。
【3年 総合学習】社会課題についての必読記事 発表会
三年生は総合学習の一環として、社会課題について学ぶことのできるインターネット上の記事を比較・精読し、他の人にも読んで欲しいと思える必読記事を選んで紹介し合いました。
発表にも準備にも、一人一台タブレットを活用しています。
紹介文の作成時には、作った文章をペアに聞いてもらい、そのリアクションを参考にして推敲を重ねていく手法をとりました。聞き役の人はメモをとらずにひたすら話を聞き、聞き終えたら、相手が話した内容をなるべくそのまま再現します。その際、よく理解できなくて説明を再現できない部分があったら、その旨を正直に伝え、追加の説明を求めます。聞き役のペアがどういうリアクションを返してくるかによって、自分の説明がちゃんと伝わっているか確認できると同時に、どこまで詳しく言い直したら理解してもらえるかを知ることもできる仕組みになっています。
よくあるペア活動の場合、聞き役の人に発表者へのアドバイスを求めることが多いですが、中学生同士で適切なアドバイスを送り合うことは簡単ではありません。今回採用した仕組みの良いところは、説明を再現しようとする姿勢そのものが相手に気づきを与えてくれるため、誰でも必ずペアの助けになることができる点です。相手から跳ね返ってくるリアクションを頼りに自分を成長させる活動なので、生徒たちはこれを壁打ちと呼び、他の授業の発表準備にも役立てています。
【3年 総合学習】社会課題についての必読記事集作成中
今年度、三年生は総合学習の一環として、社会に存在する様々な課題について学んでいます。
知りたいことを調べる方法は色々ありますが、今回はあえて、情報源をインターネット上の記事だけに絞りました。
Web広告型のビジネスモデルが普及した結果、プレビュー数を稼ぐことだけに主眼を置く不誠実な記事の氾濫が一つの問題となっています。
玉石混淆の記事から信頼できる情報を選び取る能力は、現代社会を生き抜くために必須のスキルと言えるでしょう。
生徒たちは現在、一人一台タブレットを活用し、社会課題に関する複数の記事を比較・精選する作業を行っています。
「他の人たちにもぜひ読んで欲しい」と思える、社会課題について学ぶ際の必読記事集が完成しましたら、生徒たちが作成した紹介文を添えて改めて公開する予定です。
【3年】井上ひさし『握手』論
国語の授業で井上ひさしの『握手』を学んだ際、
子どもたちは小説本文から読み取れる不自然さや違和感に着目し、
「これは作者が、あえて特定の情報を欠落させたのではないか?」
「あえて特定のキーワードや動作を繰り返し書いたのではないか?」
「だとしたら、その意図的な欠落や反復にはどんな効果があるのか?」
という問いを各自で深めました。
細部まで踏み込んだ興味深い意見が多数生み出されましたが、今回はその一例として、
本文の同じ記述に着目しつつも異なる持論を展開した二人の意見を紹介します。
【3年】創作詩『世界はうつくしいと』
国語の授業で学んだ詩を参考に、各クラスでオリジナルの作品を創りました。
教科書に掲載されている長田弘の『世界はうつくしいと』という詩は、
「~はうつくしいと」というフレーズが何度も繰り返されることによって、
作者の感性に刺激を受けながら、
日頃見落としがちな世界の美しさに改めて気づかされる仕組みになっています。
今回3年生が取り組んだのは、その翻案作業です。
生徒一人一人が自分の思う「うつくしいもの」を挙げ、朗読し、それをつなぎ合わせることで、世界に一つだけの作品が完成しました。
《31HR版》
《32HR版》
【3年】生活オリエンテーション
後輩たちに向けて学校生活のルールや学習のアドバイスを伝えるオリエンテーションを、三年生主催で行いました。
今年度は例年と異なる新たな試みとして、一人一台タブレット、パワーポイント、Zoomなどを活用した配信型のオリエンテーションでした。
新しいクラスメイトとの初めての共同作業。限られた時間の中、知恵を出し合い準備してやり遂げました。
【3年】出会い直しゲーム
年度初めの学級活動として、タブレットを活用した「出会い直しゲーム」を行いました。
「クラスメイトがまだ知らない私」についての情報を出し合って、誰なのか当てていくクイズです。
三年目の間柄ですが、知らない面は互いにたくさんあります。
新鮮な気持ちで出会い直すことに加え、「私はこういう人、あの子はこういう人」と決めつけてしまわずに、心の変化や成長を表に出していける関係作りを目指した取り組みでした。
《感想の一例》
親しい友達のことでもわからないことがたくさんあって面白かったです。
もっとみんなのことを知りたいと思いました。
友達のことでも、実はあまりちゃんとわかっていない面があるのだと改めて実感しました。
同じ趣味や好きなことが被っている人が多くいることに気づく機会になりました。
【3年生】総合学習(フューチャー)の発表
2月25日(金),総合学習(フューチャー)の時間で,3年間のまとめを発表しました。
「ワークライフバランス」「福祉」「あわ文化」「平和」「防災」のグループに分かれ,これまで学んできたことをもとに,各分野で考えられる課題,そして各自で考えられる解決策について発表しました。
今回,発表形式は,自分たちで作成したパワーポイントの資料を動画にし,上映するという形をとりました。
発表を観たあとは,各自,気になったグループの発表資料を確認していきました。
自分のクラスだけでなく,他クラスの発表もみることで,さらに自分の考えを深めることができました。