学校生活-中学校-

2021年7月の記事一覧

【3年生】主権者教育出前授業

7月27日(火),徳島文理大学の 青野 透 教授を講師としてお迎えし,主権者教育出前授業を行いました。タイトルは「主権者になるためにー沖縄の新聞を読むー」で,主権者になるために必要なことは何かについて学びました。

まず,選挙権について憲法やその歴史をもとに詳しく解説してくださいました。生徒たちは真剣に話をきいていました。

 

 

その後,沖縄の琉球新聞の記事を読み,自分が最も重要だと思うものを選び,ペアで共有しました。

ペアで共有することで,互いに重要と思う箇所が違うことに気づき,それぞれ人によって考えは違うということを改めて確認することができました。選挙で投票するというのも自分の考えを「表現」することであり,考えること,そして,自分の考えを「表現」することが,主権者として大切だということを学びました。

様々な問題を自分の問題として捉え,自ら考え,自ら判断し,行動することができるようになればと思います。

 

 

【2年生】市場・川崎識字学級との交流会

7月26日(月)、市場・川崎識字学級と交流会をしました。10名の方が来校されました。

交流会では、最初に全員で「解放歌」「市場・川崎識字学級の歌」を朗読しました。そして校長先生、代表の中原サヲ江さんのお話を聞いた後、4グループに分かれて活動しました。どのグループも次々と質問し、話をよく聴いて学んでいました。最後に生徒代表お礼の言葉を吉本愛結花さんが述べました。吉本さんは、「私は文字を読み書きできることは幸せなことであり、当たり前ではないことを知りました。今日、市場・川崎識字学級のみなさんから学んだことを次の世代の人たちに語り継いでいく必要があることを学びました。これからさらに人権学習を深め、差別を許さない仲間をつくっていきたいと思います。」と自分の思いを伝えました。

 

 

 

 

 

【2年生】人権学習(識字学級に学ぶ)

2年生は、6月より識字学級について学んできました。北代色さんの「手紙ー夕やけがうつくしい」や映画「雨の指もじ」などを通して文字を識ることの意味を考えてきました。

今日は来週に控えた市場・川崎識字学級との交流会の事前学習を行いました。クラスの枠を超えてグループ別に、識字学級で学ぶ方々や共学者の方への質問の準備を行いました。どのグループも積極的に活動していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1学期終業式

7月20日(火),Zoomを用いて,表彰伝達,離任式・終業式を行いました。

はじめに,吉野川市人権問題意見発表会で学校代表として出場し,優秀賞となった2年生の鎌谷さんが表彰されました。

 

 

 

その後,ALTのHannah先生が帰国するため,離任式を行いました。

Hannah先生は,3年間ALTとしてグローバル等の授業を指導してくださいました。ありがとうございました。

 

 

そして,校長先生から夏休みの過ごし方についてのお話がありました。

今の時期,田植えを終えた田んぼを目にしますが,田植え後ある程度日がたつと,田んぼから水を抜いて飽水状態にします。イネを育てるためには,この水を抜く作業は必ず行います。おそらく目にしたことのあるこの普段の情景を例に,夏休みに向けて生活や学習に取り組む姿勢のあり方について話してくださいました。また,現在,メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が高校1年生のころに書いた目標シートを例に,"今"の目標をもつことの大切さを伝えてくださいました。

 

いよいよ夏休みですが,しっかり意識して,生活や学習に向き合っていってほしいと思います。